カメラのキャリブレーション

Model Y オートパイロット機能が使用されているときは正確な操作が必要になります。そのため、一部の機能を初めて使用する前やある種の修理が完了した後に、カメラのセルフ キャリブレーションを完了しておく必要があります。わかりやすくするために、タッチスクリーンに進捗インジケータが表示されます。

キャリブレーションが完了すると、オートパイロット機能を使用できるようになります。キャリブレーションは通常、20〜25 マイルの距離を走行した後で完了しますが、距離は道路や環境条件によって異なります。例えば、自動車専用道路など、車線が複数あって視認性の高い車線区分線を持つ直線道路(の走行車線および隣接車線)を走行すると、キャリブレーションは早く完了します。上記の条件においてModel Y100マイル(160 km)で走行させてもキャリブレーションが完了していない場合はTeslaまでご連絡ください。

カメラの位置がキャリブレーションを実施したときの位置から動いてしまった場合(例えば、カメラやフロント ガラスを交換した場合)はそのキャリブレーションをクリアする必要があります。これには、「コントロール」 > 「サービス」 > 「カメラキャリブレーション」 > 「キャリブレーションをクリア」の順にタッチします。キャリブレーションがクリアされると、Model Yはキャリブレーション手順を再実行します。これは多くの場合カメラの再キャリブレーションに役立ちますが、「キャリブレーションをクリア」はすべてのカメラやセンサーの問題を解決しない場合があります。

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キャリブレーションを行なうためには、走行車線と隣接車線の両方において(車両のそれぞれの側の2車線以上で)、カメラが車線区分線を鮮明に視認できる必要があります。最良の結果を得るためには、車線区分線が鮮明で、交通量の少ない(理想的には5車線以上ある)複数車線の高速道路の中央の車線を走行します。
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キャリブレーションが完了するまで使用できない機能を使用しようとしても、その機能は有効にならず、タッチスクリーンにはメッセージが表示されます。
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Model Y は、Teslaがカメラのサービスを行った場合や、ソフトウェアのアップデート後に、キャリブレーションプロセスを繰り返します。