電源がない状態でフードを開ける
この手順は、2016年4月以前に製造された、フロント バンパーに固定されたノーズコーンを装備しているModel Sを対象にしています。
注
以下に示した機械式解除レバーは Model S の全バージョンに装備されているわけではありません。四輪駆動仕様車や新しいモデルについては Tesla にお問い合わせください。
Model S が電源が切れた状態になった場合、またはタッチスクリーンやキーを使ってフロントトランクを開けられない場合、車内にいるのであれば、グローブ ボックスの下にある機械式解除レバーを引いてください。これでプライマリー キャッチが解除されます。

次に、セカンダリーキャッチ レバーを押し下げて、フードを持ち上げます。セカンダリーキャッチに対して掛かる力を解除するには、ボンネットを少し押し下げる必要がある場合もあります。

注
以下に示した機械式解除レバーは Model S の全バージョンに装備されているわけではありません。一部のモデルでは、ノーズコーンの背後に直接プラス(+)とマイナス(-)のジャンプポストがあるので、ジャンプスターターに接続するためにボンネットを開く必要はありません。四輪駆動仕様車や新しいモデルについては Tesla にお問い合わせください。
車外にいて車内に戻ることができない場合や機械式リリースが予期したように動作しない場合は、以下を実施してください。
- フロント トランク上部右隅でプラスチック チゼルを使用して、ノーズコーンを手前に引き出します。ノーズコーンの背面に接続しているパーキング センサー ケーブルを傷つけないようにしてください。
- クリップのタブを押し下げて、パーキング センサーを切り離してから、押し込んで解除します。
- フードの前中央の下にあるプライマリー リリース レバーを左に引きます。 注一部の車両ではプラス(+)およびマイナス(-)のジャンプ ポストがノーズコーンのすぐ背後にあり、フロントトランクを開く必要がありません。
- フード前部の下にあるセカンダリー リリース レバーを右に動かして解除し、フードを押し上げて開きます。
電源がない状態でフードを開ける
2016年4月ごろ以降に製造された車両の場合。
Model S が電源が切れた状態になった場合、またはタッチスクリーンやキーを使ってフロントトランクを開けられない場合は、フロントトランクを手動で開く必要があります。
車両の両方の前輪のフロント ホイール アーチ ライナーに収納されているリリース ケーブルを探します(合計で2本のリリース ケーブルがあります)。以下の指示に従ってフロントトランクを手動で開きます。
- 右側フロント ホイール ウェルのカバーを緩めます。
- ストラップを引っ張って、プライマリー ラッチを外します。
- 左側フロント ホイール ウェルのカバーを緩めます。
- ストラップを引っ張って、セカンダリー ラッチを外します。
- これでフードは開きます。セカンダリー ラッチに対して掛かる力を解除するには、フードを少し押し下げる必要がある場合もあります。

l
注
このストラップは正しい順序で引くことが重要で、間違えるとラッチが解除してくれず、フロント トランクが開きません。
この方法でフロント トランクを開ける際には、ラッチは開位置のままになり、電源がないとそれを閉じることはできなくなります。マニュアル ストラップを引いて開けたフロント トランクを閉めるには次のようにします。
- 低電圧バッテリーを充電します(その方法についてはテスラにお尋ねください)。
- タッチスクリーン上のフロント トランクボタンを押し、プライマリー ラッチとセカンダリー ラッチをリセットします。